内容証明郵便の書き方 (弁護士 寺澤政治)

内容証明郵便について説明致します(2006/1/20)。


リストマーク 内容証明郵便はどんな意味があるのか?

■ 相手に出した手紙の内容、手紙が届いたこと、手紙が届いた日にちを証明できる。
 内容証明郵便(配達証明付)は、相手に出した手紙の内容、手紙が相手に届いたこと、手紙が相手に届いた日を証明することができます。相手は、その手紙を受け取ったら、そんな手紙は届いていない、受け取っていないということができなくなるのです。
 債権譲渡通知、債務の支払の請求(消滅時効の中断)、賃料の支払の催告、契約の解除、遺留分減殺請求など、法律上重要な意味をもつ通知は内容証明郵便で行う必要があります。

リストマーク 内容証明郵便の書き方

■ 書き方の決まりがある。
 @ 1行20字以内で1ページ26行以内など。
 A 全角、半角の区別なくどれも1文字となります。
 B 句読点、括弧などの記号も1文字となります。
 C 差出人の住所氏名と名宛人の住所氏名を記載します。

■ サンプル
 サンプル集をご覧ください。


リストマーク 内容証明郵便の出し方

■ 同じものを3通用意して、本局など大きな郵便局の窓口へ持参する。
 同じものを3通作り、本局など内容証明郵便を取り扱っている郵便局に持っていって、内容証明郵便として発送を依頼します。相手に届いたことの証明をもらうには、配達証明付で依頼します。郵便局の窓口で、引受番号や受付印を押してもらってから1通を封書に入れます。1通は差出人の控え、1通は郵便局で保管します。

■ 電子内容証明
 事前に一定の手続きが必要ですが、インターネットにより内容証明郵便を送ることができます。
http://www3.hybridmail.jp/mpt/



本サイトの記載内容や写真等は著作権法により保護されております。
無断で転載、複写することはできません。
トップページ以外への直リンクは禁止します。
(c) copyright, Lawyer MASAHARU TERAZAWA All rights reserved.